この度、下記要領にて「第1回トランスレーショナルリサーチ(TR)セミナー」を開催致しますのでご案内申し上げます。
今回のセミナーでは、特に製薬企業サイドにおけるTR推進を主な目的としております。それにあたり、第一に日本という“場”を如何に魅力あるものにできるか(例えば、PGx臨床試験等が取り組みやすい環境が整備されている)にかかっていると思います。これらを早期に実現する為の社内インフラ・体制・仕組みを検討・構築し、それらを支える人材の育成に取り組む必要がございます。これらTR支援の基盤構築に関する国内の最新動向を神戸臨床研究センター長代行の村上雅義先生にお話頂きます。
その一方で、現在、臨床開発エリアを舞台にTRに取り組まれている海外製薬企業や医療センターから最新事例をご紹介頂きます。また、TRを活用する上で必要となる実験サービスやIT基盤技術を持つ海外ベンチャー企業から、彼らのユニークな技術とTR最新ソリューションをご紹介頂きます。
今回のTRセミナーが、製薬企業様のTR普及・推進の一助となれば幸いです。
主なトピックとしましては、以下を予定しております。
【基調講演】
●本邦におけるトランスレーショナルリサーチの現状 (財団法人先端医療振興財団 村上雅義氏)
要旨略歴
医療産業都市プロジェクトのもとトランスレーショナルリサーチ支援基盤構築を推進され、そこでのご経験を
もとに、本邦においてトランスレーショナルリサーチがどのように関係者から理解され、どのように推進され
ようとしているかについて、国の施策も含めてご講演頂きます。
●Personalized Medicine, Translational Research and Windber’s approach to individual patient care
(Windber Research Institute & Strategic Medicine社 Michael N.Liebman,氏)
要旨略歴
Windber Research Instituteでは、臨床情報、遺伝子関連情報さらにイメージデータを統合することにより、
臨床と遺伝子との狭間を埋める研究を実践しており、その実際の研究内容を踏まえ、どのようにトランス
レーショナルリサーチに取り組み、どのような結果・知見を得ているのかをご講演頂きます。
【TR最新ソリューション及び事例】
●“How Drug Development Can Benefit from Pharmacogenomics: a rational clinical trials design
and PARP inhibitors case study” (BiPar Sciences社 Valeria Ossovskaya氏)
要旨略歴
BiPar社は抗がん剤としてPARP阻害剤を研究開発しており、既に臨床試験にも着手しています。今回は、
GeneLogic社のBioExpressに含まれるPGXデータを利用して、対象癌種の選択および治験成功率の向上を
どのようなアプローチで試みたかをご講演頂きます。
●Microdosing: from concept to reality (Xceleron社 Graham Lappin氏)
要旨略歴
現在、医薬品開発の迅速化、効率化を図る技術の一つとして、マイクロドージングが注目を集めています。
Xceleron社では、この技術に早くから取り組み、多くの実績を持っております。今後、マイクロドージングが
如何に重要で、どのように実現させるのかについてご講演頂きます。
●Building an Infrastructure for Translational Research (InforSense社 Mick Correll氏)
要旨略歴
PGx臨床試験の取り組みに伴って、従来の臨床データの効果的な管理とSNPや遺伝子発現、プロテオミクス
データとの関連付けが、今後、非常に重要となってきます。今回は、この関連付けを研究ドメインを超えて、
システム的にフレキシブル、且つ簡易にデータ統合できるプラットフォームについてご紹介致します。
●トランスレーショナルリサーチを支える統合ソリューション (CTCラボラトリーシステムズ 金田順花)
要旨略歴
トランスレーショナルリサーチは発展段階にあり、確立した研究フローは現状ないと思われます。そのような
状況の中では、フレキシブルかつ容易に各種データ及び解析ツールを連携させるシステムが必要となります。
さらには、その結果を実験的にバリデーションを取る必要もございます。今回、これらの問題に対する統合
ソリューションをご紹介致します。
ご多忙中とは存じますが、万障お繰り合わせの上ご参加頂けますようお願い申し上げます。
※ 内容は予告無く変更されることがございますのでご了承下さい。